社労士の試験対策を独学で行う場合、試験対策本といってもかなりの書籍数が出ており、どれにしようか迷われる方も結構多いかと思います。
特に社労士試験の試験対策本の場合、通常の資格試験対策向けのテキストに加え、出題形式に対応した問題集や法改正・白書対策などの年度毎に特化した対策など、大きく分けて以下の5つの種類に分類出来るかと思いますので、それぞれで書籍を探して購入していかなくてはなりません。
- 基本書(メインテキスト)
- 問題集(選択式/択一式)
- 過去問題集
- 法改正・白書対策テキスト
- 模擬試験・予想問題集
それぞれで自分に合うテキストを探すってのもなかなか骨を折る作業となりますが、出版社によっては上記のテキストの種類を含んだ1つのシリーズとして出しているところもあります。
シリーズモノで揃えるメリットとしては、「いちいち選ばなくていい」「テキスト間の解説内容のブレが少ない」といったことが挙げられるので、1つのシリーズでまとめ買いされる方も多いです。
そこで、本記事では社労士試験の対策本シリーズの中で評判のよいものを7つピックアップし、巷の口コミ・評判などを交えながらご紹介していきたいと思います!
これから参考書・テキストを探される方はぜひ参考にしてください!
(2021.11.08)
書籍の情報については2022年度試験向けにアップデートしております!直前対策、予想模試などの現時点で最新年度の書籍が未発売のものについては発売され次第情報更新していきます!
「みんなが欲しかった!」シリーズ(TAC出版)
特徴
現在(2021年11月時点)、書店で一番売れているのがTAC出版の「みんなが欲しかった!」シリーズです。
2016年度までは「ナンバーワン社労士」というシリーズ名でしたが、2017年度向けより名前を一新しさらに読みやすい構成・内容にリニューアルしてます。
入門書/基本テキストはフルカラー&イラスト解説多めとなっており、初めて社労士の勉強をされる方も読み進めやすい作りになってます。基本テキストは全科目が1冊に集約されてるタイプとなっているため、かなり分厚くなってますが2つに分冊出来るタイプ(労働関係科目と社会保険関係科目で分けられる)となってますので、持ち運びにも適してます。
なお、シリーズ全部を購入するとかなりの金額になってしまうのは、速攻マスターCD、総まとめDVDが結構なお値段となってますので、節約をするならこの2つを省いた残りで行けば、2万円ちょっとで済むかと思います。
ただし、「みんなが欲しかった!」シリーズ内では法改正・白書対策のテキストは出ておりませんので、推奨としては同じTAC出版から出ている「無敵の社労士」シリーズなどで補完するとよいでしょう。
評判・口コミ情報
「みんなが欲しかった! 社労士の教科書」の購入者の評判口コミ

社労士テキストとして大変良く出来ている。 あとは読者がとにかく勉強しまくるしかない。
やはり「社労士試験」勉強のメインになる本ですら、ボリュームはかなりありますね。本書の構造としては、「1:労働関係科目」と「2:社会保険関係科目」で完全に2分冊できる仕様になっています。つまり二冊に分割して、持ち運べるということですが、これは大変便利な点です。
また、「赤シート」がついていて、頁にのせると重要単語を隠せるので、暗記したりするのに便利です。
とにかく勉強法としては、本書のようなテキストを決めて、徹底的に読んで理解・暗記して、とにかく市販の問題集をどんどんこなして、苦手部分を無くしていくという手段が一番いいでしょうから、多くのテキストに惑わされてしまうのが一番よくないこだと思います。
恐らく本書は数ある市販テキストの中でも、特に信頼できるテキストのひとつだと思いますから、最新改正情報なども本書のウェブサイトで分かるので、私は中々いいテキストだと思いました。
「みんなが欲しかった! 社労士の問題集」の購入者の評判口コミ

実力錬成にピッタリ
毎年発売され、年々見やすく、わかりやすく、問題の構成、分量もよく、かつ持ち運びにも便利で言うことなしである。
最近の本試験、実に厳しい合格率が続いていて、受験生も自信を無くして、試験から撤退を考え始めている人も多くはないだろうか。その証左に、年々受験志願者が減っているし、実際の受験率も7割強程度、で、受かる人は100人中3、4人。これではいかに過酷な試験かを物語るものだ。
だが、真実はひとつ。決して諦めることはないと思うのだ。
いつの時代も、徹底した基本事項の理解と記憶、その前提での応用力、実務的センス、法的センスの錬成あるのみではなかろうか。
そんな時、このTACの問題集は適している。直前には模擬試験集も発売されるし、ツボという問題集も評判が良い。
問題集の演習こそ知識定着の最大のテキストでもある。受験生は、この問題集とテキスト、ツボだけで十分合格レベルに到達すると思う。
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「よくわかる社労士」シリーズ(TAC出版)
特徴
こちらも先程の「みんなが欲しかった!」と同じTAC出版から出ているシリーズです。
※てか、TAC完全に社労士受験業界のポジションを取りに行ってる、、
特徴としては、基本テキストの構成が先程の「みんなが欲しかった!」が1冊(+入門書)に集約されていたのに対し、「よくわかる社労士」は各科目ごとで分冊販売されており、より深掘りした解説をしております。
なので、初めて社労士の勉強を勉強される方には少々ハードルが高いかと思いますが、受験経験者の方であれば4冊ある問題集を軸に弱点部分を各メインテキストで補完していく勉強法がよいかと思います。
なお、「本試験をあてる TAC直前予想 社労士」だけ書籍名が異なり「シリーズじゃないじゃん?」って感じになってますが、一応「よくわかる社労士」側では直前対策としてこちらを推奨してたので仲間に入れている次第です^^
評判・口コミ情報
「よくわかる社労士 合格テキスト」の購入者の評判口コミ

単科書籍では最高
このテキストは、かつてのTACのハイレベルテキストというものだが、大きさや中身の濃さではピカ一だ。たしかに全科目を1冊にした厚いテキストや、それを分冊にしたものもあり、各社工夫を凝らしていて、受験生はテキストを選び難いのではなかろうか。
全科目を1冊で持ち運びたい人は、1冊で網羅したものを選択すればいいが、どうしても内容に片寄も出てしまうと思う。
分冊派というなら、断然、本書を全冊揃えて勉強したほうが良いと思われる。中身の詳細さ、試験傾向に沿った各種の規定、通達類の豊富さ、必須過去問記載、巻末資料集の至れり尽くせりの内容であれば、断然こちらのほうが良いと思った。
重要事項のポイント、問題、例題の記載は抜群に良い。
「よくわかる社労士 合格するための過去10年本試験問題集 」の購入者の評判口コミ

内容は◎、ブラインドシートは×
ユーキャンの過去問もボロボロになってしまったし、法改正もあるので、評判のいいTACの過去問を買ってみました。届いて早速勉強を始めましたが、感想は以下の通りです。
①2色刷りで見やすい
②答えが隣りのページなので、1問1問、自分の答えと照合しやすく、解説が頭に入りやすい!
③付属のブラインドシートが小さすぎる!
答えが隠しきれずに見えてしまって困ったので、100円ショップでA5のカッティングマットを買ってきて、ブラインドシートは捨てました。なんで、こんな微妙な大きさなんでしょうねー??
まぁ、ブラインドシートのことを除けば評判通りの良書であるのは間違いありません。
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「出る順社労士」シリーズ(東京リーガルマインド)
特徴
こちらは資格学校で有名なLEC東京リーガルマインドが長年リリースしている名物シリーズです。
メインテキストは名前の通り試験に”出る順”に構成されており、重要なポイントを取捨選択してますので、効率よく学習を進めたい方にはちょうどよいテキストだと言えます。
ただし、逆に言えば網羅性が他社のテキストよりは若干劣る部分もありますので、出る順シリーズをメインテキストにするなら、辞書代わりになる全網羅系のテキストをサブで持っておいたほうがよいかと思います。
そういう意味では初学者の方が始める教材というよりは、別教材で一通り勉強された方が再度知識のビルドアップをする教材として重宝するかと思います。
なお、出る順のテキストを購入する場合、Amazon、楽天を含む通常の書店では定価販売となってますが、LEC東京リーガルマインドのオンラインショップだと全冊まとめ買いで若干の割引(3%前後)をやってますので、現金購入でまとめ買いをする方はLEC東京リーガルマインドのオンラインショップで購入するのがベターでしょう。
評判・口コミ情報
「出る順社労士 必修基本書」の購入者の評判口コミ

ストイックに学習を進めたい人向け、まさに勉強用!といった趣の、落ち着いて集中できそうなテキスト本です!
こちらは最近よく見かける、漫画で解説とか、キャラクターのイラストが多用されヒントを…などというものではなく、文字で淡々と解説する、ごくオーソドックスな作りになっています。なので、しっかり勉強しようという志の高い人が落ち着いて集中するためにはとても良いテキストだと思いました。何と言っても「出る順番」ということで重要なものから手を付けられることや、各項目ごとに、いつの試験で出題されたかのアイコンが記されているので、それが多いと頻出することがよくわかったり、比較的最近でたものかどうかなどの判断もつきます。
さらに、こういうテキスト本ではおなじみの、重要語句が赤系統の文字で印刷されていて、その上を付属の赤いシートで覆うやりかたでの学習も可能ですが、重要語句の文字の色が蛍光オレンジのような、やや薄めの色で印刷されているので、これに赤いシートをかぶせるとまったく見えなくなります。これは、普通の赤い色の印刷だと文字の輪郭が少し見えてしまって…ということを完全になくしたもので、細かい部分にいい配慮があると思いました。
「出る順社労士 一問一答過去10年問題集 1 労働基準法・労働安全衛生法・労働者災害補償保険法」の購入者の評判口コミ

試験勉強のノウハウが詰まってます
社労士の「労働基準法」「労働安全衛生法」「労働社災害補償保険法」の範囲が詰まった一問一答本です。
まず、こういった過去問題集というのは
どれだけ早く、問題を解けるかの効率性が一番重要です。
極端に言えば、問題を読んで、何も考えずに解答を見る。間違えたとこだけ解説を読むを繰り返しスピーディーに何周も解くだけで難関試験も攻略できるのです。
効率よく一巡させるために、とにかくレイアウトと配置にこだわった本。
これ一冊で間違いなく、この分野は完璧にマスターできます。
他の分野もこのシリーズで揃えることをお薦めします。
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ユーキャンの資格試験シリーズ(U-CAN)
出版社 | ||
U-CAN | ||
書籍名 | 書籍のリンク | |
ユーキャンの社労士 はじめてレッスン | ![]() |
![]() |
ユーキャンの社労士 速習レッスン | ![]() |
![]() |
ユーキャンの社労士 過去&予想問題集 | ![]() |
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ユーキャンの社労士 これだけ!一問一答集 | ![]() |
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対象者 | ||
初学者~中級者向け | ||
全部揃えた場合の概算金額 | ||
約1万2千円 | ||
おすすめ度 | ||
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特徴
こちらは通信講座でおなじみのユーキャンが出している社労士対策テキストのシリーズです。
通信講座のほうは結構微妙な意見が多いんですが、市販のテキストのほうは結構評価が高いです。
基本テキストについては、1冊に全科目の内容を詰め込んだ1000ページ超えのボリュームとなってますが、3分冊(労働科目/社会保険科目/一般常識科目)することが出来るので、そこまでかさばらないサイズになります。
内容面については、↓の口コミにもありますが用語解説、補足がかなり細かく載ってますので、理解しながら何周かメインテキストをこなせばかなり実力は付くでしょう。
なお、法改正/白書対策は付いてないので、そちらは別の教材で補う必要がありますが、その手前までは十分持っていける教材だと言えるでしょう。
評判・口コミ情報
「ユーキャンの社労士 速習レッスン」の購入者の評判口コミ

三分割で必要な情報量を調整、頭の中を整理しやすく地盤を固めやすい
社労士という職業上を学ぶにあたりその情報量の多さに目がくらむことになりますが色分け、文字の大きさ・太さ等が本当によくかんがえられた、非常に見やすい構成です。
そこへ用語解説・補足等がページよこに設けられており、さらにその脚注内容の関連ページも表記されていますので、確認を迷うことが少なくなり、自身の勉強ペースで効率よく前に進む事が出来ます。
そのままでは辞典のような厚さで物理的にページを捲り難かったりしますが三分割の分冊でそこも解消されます。
何度も前後のページを往復する作業になりますし、各章に集中する際”持ち歩き”にも助かる工夫でありがたいです。
「ユーキャンの社労士 これだけ!一問一答集」の購入者の評判口コミ

一問一答問題集の中では勉強しやすいほうです
見開きで左に問題、右に解答と解説というパターンだが、赤シートを使って答えを隠しながらやれるので良い。
解説もまあまあ詳しく、ちょっと時間が空いたときにサッと解くのに良い感じだ。
大きさはポケットサイズで持ち運びにも便利になっている。
問題としては過去問からのものが多いが、若干過去問の内容を変えた予想問題のようなものも収載されている。
ただ膨大な範囲に渡る社労士の試験勉強内容を考えると若干物足りない感じもあり、労働と保険の2分冊にしてボリュームを上げてもらってもいいと思う。
さすがに「これだけ」というわけにはいかないが、いくつかあるこの大きさの見開き一問一答問題集の中でもやりやすい方だと思う。
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「ごうかく社労士」シリーズ(中央経済社)
出版社 | ||
中央経済社 | ||
書籍名 | 書籍のリンク | |
ごうかく社労士 速習! 入門 | ![]() |
![]() |
ごうかく社労士 基本テキスト | ![]() |
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ごうかく社労士 基本問題集[過去&予想] | ![]() |
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ごうかく社労士 まる覚えサブノート | ![]() |
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対象者 | ||
中級者~上級者向け | ||
全部揃えた場合の概算金額 | ||
約1万3千円 | ||
おすすめ度 | ||
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特徴
こちらのシリーズは色々と紆余曲折があり、2017年度までは「うかるぞ社労士」シリーズとして基本テキストをはじめ、問題集、一問一答、要点整理など各種対策本がリリースされてるシリーズだったんですが、出版元の週刊住宅新聞社が倒産したため、一時は「うかるぞ社労士」シリーズの存続が危ぶまれてました。
が、出版元が新たに中央経済社に変わり「うかるぞ社労士」の正統後継版として「ごうかく社労士」の名で復活したって流れです。
で、肝心の中身については、社労士受験界ではかなり有名が秋保雅男先生が監修しており、基本テキストは全科目を一冊で網羅出来る構成となってます。
各条文の説明や欄外での補足説明は、かなり細かく解説されてますので、理解しやすい作りとなってます。
なお、人によっては字が詰まってて読みづらいという感想もありますが、この辺りは好みが分かれてくるところだと思います。
評判・口コミ情報
「ごうかく社労士 基本テキスト」の購入者の評判口コミ

全部載ってます
「社労士試験やるなら秋保本を買わないと」とすすめられ、購入しました。
今年の試験問題を、この本を片手に、全問解いてみました。合格点、取れます。確かにバイブルです。あとは、試験前に白書対策をすれば万全です。まずは、これを10回読んでみます。
他のレビューを見ていると受験本に関して「改正が入ってない」という書き込みがありますが、受験生がどこまでを試験範囲の改正点か把握していることはあまりないのでは。
最近、社労士関係の知人が何人かできたのですが、彼らも仕事(実務、受験業界)に欠かせないということで買ったそうです。改正点は、発刊時期にわかっているもの(かつ、試験に必要な範囲)はすべて入っているから大丈夫、とのことでした。
今年も秋保本を最後まで信じて合格した人の話を聞きますし、真剣に取り組めばそれにこたえてくれる本だと思います。過去問も出るそうなので、楽しみにしてます。

メインテキストとしてはバッチリ
よく整理されていて、わかりやすいと思います。基本書としても参考書としても使えると思います。
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「うかる! 社労士」シリーズ(日本経済新聞出版社)
出版社 | ||
日本経済新聞出版社 | ||
書籍名 | 書籍のリンク | |
うかる! 社労士 入門ゼミ | ![]() |
![]() |
うかる! 社労士 テキスト&問題集 | ![]() |
![]() |
対象者 | ||
初学者~中級者向け | ||
全部揃えた場合の概算金額 | ||
約6千円 | ||
おすすめ度 | ||
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特徴
以前は「入門テキスト」「基本テキスト」「問題集(労働編)」「問題集(社会保険編)」の4冊構成となってたのですが、現在は「入門ゼミ」「基本テキスト&問題集」の2冊構成となっております。
※日本経済新聞社さんに直接電話して聞きました^^
他社のシリーズと比べてテキスト数が少ない分、費用は安上がりで非常にイイとは思いますが、1つのテキストに詰め込んでいるため、テキスト&問題集のページ数が1000ページを越えるボリューム、かつ分冊化もナシな作りとなってます。
この辺りの本の分厚さについて不評な意見がちらほら出ております。。
アニメ調のイラストを使って視覚的にも学びやすいテキストだとは思いますので、ぜひ今後は元の4冊構成に戻してもらって利便性向上をなんとか。。
評判・口コミ情報
「うかる! 社労士 テキスト&問題集」の購入者の評判口コミ

あまり時間を取れない人に良いかも!
各科目、テキストとしての部分があり、その後に過去問が載っています。最新年度の過去問は一番最後にあるため、科目ごとには4年分の過去問が載せてあります。
テキストとしてはとても分かりやすく、テキスト部分だけでは約800ページなので、他の本だと全部やりきれないような人におすすめです。
過去問の解説は簡潔なものですが、テキストのページが書いてあるので、すぐに戻ることができます。
テキスト・問題集など色々手を出して、どれもおろそかになるくらいだったら、とりあえずこの本を繰り返しやるのも良いと思います。かなり経済的ですしね笑

大きすぎるのが気になります
各科目にテキストと過去問が載っています。
テキストはとても分かりやすいのですが過去問の解説のほうが簡潔すぎるのでテキストに戻ると思いますが、一冊としてあるため扱いにくくテキストに戻ることが多くなると大変かもしれません。
本の紹介にも書かれているように他の本だと全部やりきれないような人が対象なのでしょうか。
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「合格のミカタ」シリーズ(大原出版)
特徴
以前は「一発合格!社労士」シリーズとして出ていたものが、2018年度試験向けから「読めば分かる」「解いて覚える」のタイトル名で刷新したシリーズとなります。
資格学校の大原が新タイトルで満を持してリリースしたシリーズとなっており、書店でも結構目立つところに置かれておりますが、内容については、、かなり不評意見が多いです・・・
入門書が出ているため、初学者向けのシリーズと言えますが、その影響か内容が少し薄い点が目立ち、このシリーズでは近年難易度が上がっている社労士試験の突破は難しいという意見もあります。
まぁ、理由がない限りはあまりおすすめはしない、というのが個人的な意見です。
※じゃぁ、おすすめに載せるなよっ!って話ですが、注意喚起って意味で^^
あと、余談ですがシリーズ名が「合格のミカタ」なのに書籍側にはその名称が一切入ってないので、なぜこのシリーズ名にしたのかがマジで不明です。。(大原の他の資格本も同じシリーズ名ですがやっぱり書籍には入ってない)
ブランド構築をミスる可能性大なんで、すぐにでもシリーズ名を変えたほうがいいですよ、大原さん!
評判・口コミ情報
「読めばわかる! 社労士テキスト」の購入者の評判口コミ

資格の大原による初のテキスト出版……
情報が簡素化され過ぎてます。合格に必要な情報があまりにも掲載されてなかったりして、この本での合格は厳しいと思います。
資格大原による初テキストだったので期待してましたが、この本はテキストって言うよりは入門書程度と考えたほうがいいです。
「解いて覚える! 社労士 選択式トレーニング問題集 1労働に関する一般常識」の購入者の評判口コミ

内容は良いがこれだけで合格は厳しい
不足しがちな選択式のいいトレーニングになります。
難易度も練習にはまずまずといったところでしょうか。
しかし、難化している本試験にはまだ足りないかなという問題も散見されます。
やっぱり予備校の模試などを利用するしかないのかなというのが最終的な結論です。
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まとめ
ザザッ~と社労士試験対策のシリーズ本をご紹介してきましたがいかかでしたでしょうか?
各社ごとに特徴があり、個人の好みも分かれてくる部分が大きいかと思いますが、個人的にはTACの「みんなが欲しかった!」「よくわかる社労士」の2つのシリーズが教材の網羅度、対策別テキストの充実度において1歩リードしていると感じてます。
まぁ、こういった資格対策本の場合、ネットの情報や口コミも参考になりますが、やはり自分の目で見て読みやすさ使いやすさを判断するのが一番だと言えますので、本記事の情報はあくまで参考情報として頭の片隅に置きつつ、まずは近くの書店で物色してみてください^^
